沖永良部勢が陸上で活躍 バレー大島男子、準々決勝で涙 県高校総体
2021年05月31日
スポーツ
【鹿児島総局】2021年度鹿児島県高校総合体育大会は30日、県内各地で陸上、ソフトボール、バレーボール、バスケットボールなどがあった。陸上の第3日は沖永良部の平山優羽が男子走り幅跳び、上山利津希が女子円盤投げで8位に入ったほか、男子円盤投げでは奄美出身の上原奏汰(鹿児島南)が2位、喜島健太(鹿児島)が5位と活躍した。女子ソフトボールの大島は2回戦で神村学園に、バレーボールで唯一勝ち残っていた大島男子は準々決勝で川内商工に敗れた。バスケットボールは大島が男女とも3回戦敗退。喜界との奄美対決を制した古仁屋の男子も4回戦で涙をのんだ。31日は陸上競技が最終日を迎える。
■バスケットボール(甲南高校体育館ほか)
【男子】▽3回戦 古仁屋94―71喜界、甲南71―63大島▽4回戦 加治木工業95―81古仁屋
【女子】▽2回戦 大島100―53加世田▽3回戦 川内91―50大島
■陸上(白波スタジアム)
【男子】▽走り幅跳び ⑧平山優羽(沖永良部)6㍍58▽円盤投げ ②上原奏汰(鹿児島南、城ケ丘中出身)37㍍61⑤喜島健太(鹿児島、喜界中出身)35㍍22
【女子】▽円盤投げ ⑧上山利津希(沖永良部)27㍍06
■バレーボール(吉田文化体育センター)
【男子】▽3回戦 大島2―0鹿児島▽準々決勝 川内商工2―0大島
バスケ・大島の岡村研一監督(40)
「コロナの影響で試合から遠ざかったり、準備したい時期に練習を休まなければならなかったりと準備不足だったことは否めない。その中でも子どもたちは一生懸命、わずかな時間を使いながら練習していたので勝たせてあげたかった」
バスケ・大島女子の林眞子キャプテン(17)=3年
「上手くいかなくて悔しいところもあるけど、最後までみんなで楽しくできてよかった。意地でいいプレーもたくさん出た。後輩たちには先生について行くことで悔しい気持ちを晴らしてほしい」